2012年10月4日木曜日

課題文(ストーリー)

ウラ模試掲示板に、課題文から計画優先事項を読み取るというコメントがあった。
意に反してたまっていく利休鼠っぽい問題用紙(原本)を見直してみる。

問題用紙

中央一番上に、


設計課題 地域図書館(段床形式の小ホールのある施設である。)

とあり、

Ⅰ.設計条件
 この課題は、とある地域において、地域図書館を計画するものである。・・・

1.敷地及び周辺条件
 (1)敷地の形状、接道条件、・・

と書かれているはず。
当たり前すぎる話だが今年の試験の設計課題はセンターから発表があった通りで
「地域図書館」
タイトルもそうなっているはずだし、設計条件の主文の最初にも書かれているはずである。
当たり前すぎて読み流しがちではあるが、まずは主役の紹介があって、次に脇役の紹介となる。カーテンコールだと端役、脇役、主役、座長の順だが試験に凝った演出はない。

「主文—留意事項—計画の要点等」から優先事項(として書かれていること)を読み取れるか。トーゼンの話だが、ストーリーは主役を中心にまわる。脇役の演技もなかなかであるとか端役ながら光るものがある、なんてーのはどーでもいい話。試験元も忙しいので簡潔明瞭に図面と要点で説明できるかどーかですね。

とすると、
KYで、「配慮したことについて要点等を具体的に記述する」っていうのは、
設計課題の計画のアピールポイントを書きなさいということだよな。
ワタシは今更なに言ってんだろう。

ウラ模試で言えば、

【主文】
☆地域図書館を計画してもらいたい。
 主役)閲覧室には読書コートをつくって快適で親しみやすい施設としてほしい。

図書館に付随して、
★地域情報の提供や地域交流の促進もしたい。
 →つーことで、
交流ホール脇役1≒オマケ)と(地域情報の提供や、地域交流イベント等を行う)地域情報室脇役2≒オマケ)を計画すること.

ここに書かれていない要求室(学習室、談話ロビー、プレイルームや管理諸室)は端役か?
もっと言っちゃえば、十把一絡げみたいな扱いの設備スペースは“ぶっちゃけ”裏方くらい?
いなきゃ困るけれど。
(とはえ、すべてを含めてのキャストなので忘れると痛い目にあう…^^;

【留意事項】
①周辺環境配慮
②BF、セキュ配慮
③ゾーン、動線配慮
快適性、利便性配慮
でよろしく。

【要点
図面では表せない部分については記述してもいい。
(そこを訳すと「図面だけじゃわからないのでアピールポイントを書いて下さい」)
①アプローチの計画
②ゾーン&内部動線の計画
③読書コートの計画―要望通りに快適性や利便性が向上するように計画してくれているか
④交流ホールの計画

試験元の要望は書いてある通り、だよな。
試験なので、書いてあることをやってくれたかどうかで判断します。
というだけの話。
打合せ記録ではないが、
課題文を読んだらエスキース用紙にメモを書き出すようにするか。

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