2013年1月11日金曜日

標準解答例③


今回の標準解答例では2案ともBDSが風除室前に設置されている。
(ちなみにどちらもシングルゲート)
何となくBDSでククルのはひとまとまりにしておいた方がいいのではないかと考えていたのだが、これって自分でハードルを上げていたということなのか。
そもそも課題文には要求されていないものなので、
(要求されたのはセキュリティに配慮すること)設置すること自体がハードルを上げたことともいえる。やはり基本は管理する人が見ていること?

試験元が、
一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」
というのは自分でハードルを設定したら、付随して出てくる問題点をきちんと解決する案としてまとめるようにということなのではないかと思い始めている。これができてるかどうかが採点基準なのかも。
図書館部門の入口にセキュリティに配慮するための解決案としてBDSを設置をするならば、カフェで貸出手続き前の書籍を閲覧することができるようにゾーニングを調整することまで考えてよね。みたいな感じ。
計画に当たっての留意事項の
図書館部門、集会部門及び共用・管理部門を適切にゾーニングし、・・・
とのバランスをどこで取るかというのが総括的ということの一面ではないのか?
ゾーニングにこだわって施設入口にBDS設置でも、問題文の部門構成(ゾーニング)を崩して図書館部門にBDS設置でも、合理性のある説明がつくならばオッケイなのかもしれない。

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