2013年10月2日水曜日

ハードル

今回のウラ模試も、昨年の本試験同様いろいろな解答パターンが考えられると思いますが、
「設計製図の試験」は、与えらた内容及び条件を充たすかどうかが合否の判定基準だと公表されています。
40%程度の合格率なので、それほど高いハードル設定はしなくてもいけるはず。
試験はハードルを越えられるか(条件を充たす)とともに、
落とさない(ミスをしない)で超えられないと合格とはみなしてもらえないので、
ココを読み間違えないことがラクに合格するコツなんじゃないかと思っています。
高いハードルを越えても届くのは同じ通知、努力賞や敢闘賞なんてものはありません。
ハードルの高さを設定するのは受験する側だと思うので確実に合格をねらうのであれば
要領よくやるのも1つの方法だと思います。

模試で要求されたその他の施設等は、
台数多め(車いす使用者用1台、利用者用4台、サービス用2台)の駐車場。
サービス用は分けてとってもよいのですが、特別なことがない限り利用者用の駐車場はひとまとめにして取りたいところ。

まとまったスペース(直径8m以上の円が1つ入るスペースとする.)で150㎡以上(ピロティ、上部に屋根等がある部分は算入しない.)とする.という条件指定のあるプラザ。

どちらも建物を決めてアトから考えたのでは入らなくなることがあるので
先に場所取りをしておくことが必要です。
困ったときのエマージェンシー対応策(→「pass an examination」(リンクは自粛))というのもありますが、さすがに用紙をはみ出すようなことはできなさそう。
(ウラに続くとか?通称:ウラ◯、^^;;;さすがにダメだと思う
どちらも大雑把な見立てでは、大きさ10m×15mくらいなので、
配置する位置の候補としては、
駐車場が、16m道路側 or 渓流側と旅館側、中央、公園側に対して、プラザの組合せを考えると30通りが考えられます。
外構
これを順番にやっていたんではタイムアウトですが、
・横断歩道近くの駐車場は駐車場入口のとり方が微妙なので除外
とか
・渓流の景観を活かすのに駐車場は邪魔になりそう
なんてことがあるので候補からはずします。
というか、おそらくほとんどの方は候補に挙げないと思います。
外構_除外
また、敷地の有効利用(建築物の配置計画)ということは課題文には書かれていませんが常識の範囲だと思いますし、公表される採点のポイントには毎回明記されています。
おそらく今年も同じ採点基準のはず。
ピロティだとかデッキテラスだとか習得した技を繰り出してもいいのですが、
能ある振りして無い爪隠すというなんちゃって合格戦術でも合格できると思うので、
ラクしたい方向で敷地を分断するような配置は避けた方が無難です。
外構_技は封印
さらに、建物真ん前を駐車場にする積極的な理由もない(計画の要点等に何て書くんだ)ので、候補からはずしーで、パターンの検討に残るのはこれくらい。
外構_パターン
こんなまどろっこいことをやらなくても、
駐車場は横断歩道を避けて旅館側、プラザをどう取るかでいいと思いますが。
万が一ということもあるので、可能性として他にもパターンはあるということが思い浮かべばいいんだと思います。
渓流の景観を活かすことを考えたら、渓流に沿った敷地の長手方向の計画を考えたいと思うのですが、
外構パターン
 こーゆーの↓は厳しそうです。
景観を最大限に活かす
プラザの計画が特徴なので、次に続くApZの検討で
「プラザーゼミ室」に景観を活かすといいプランになりそうですが、
むずかしい予感がします(まだトライしてませんが^^;;;)
試験での目標が合格の方は条件違反にならないようハードルを上げることはしないで
確実に超える(ミスをしない)ということを考えた方が合格しやすくなると思います。

【追記】
プラザの指定条件は、
まとまったスペースで150㎡以上とする.
なので、プラザを通るアプローチ案のときに、勢いで通路スペースとかを描いてしまい
100㎡、100㎡とかにすると条件違反になるかもしれません。
条件違反ちゅうい
何もしないでプラザを経由するアプローチなら問題ないはずですが。

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