2013年10月18日金曜日

「設計製図の試験」①

虎の穴のボス*?に、本試験の問題用紙を送っていただいたので
エスキースだけですが、“1週”遅れで解いてみました

まず、課題文をチラッと見たときの印象ですが、
>この課題は、都市近郊の湖畔に建つ美術系の大学のセミナーハウスを計画する
ものである。本施設は、教員や講師を囲んでの実習や討論を通じてコミュニケー
ションを図る場であるとともに、豊かな自然を満喫することで心身をリフレッ
シュする場でもあるまた、地域住民との交流の場となるように発表会、講演会、
ワークショップ等ができる計画とする。
という設計条件の主文で始まっている。
本施設は「豊かな自然を満喫することで心身をリフレッシュする場」でもあるって
ほとんどリゾートホテルのようなノリ(ノ゚ο゚)ノ
ウラ模試では、
この課題は,ある地方都市において,大学のセミナーハウスを計画するものである.
本施設は,静かな自然環境の中で生活を共にしながら集中授業や研修活動を行うこと
によって,学生および教職員間の理解と信頼を深め,人格の形成に寄与することを目
的とする.
また,この施設には,利用者の宿泊機能を併せもつものとし,屋外での研修・創作活
動の場としてプラザを設けるものとする.
とあり、留意事項に
①渓流の景観を活かした計画とする.
となっていた程度。

過去問を見ても、
H19 子育て支援施設のあるコミュニティセンター
南東側―遊歩道(幅員6m)を介して河川がある。
その他の施設等:屋上庭園・・河川が見渡せる位置に計画する。

H18 市街地に建つ診療所等のある集合住宅
北東側―道路(幅員12m)を挟んで緑豊かな公園がある。

H16 宿泊施設のある「ものつくり」体験施設
南西側―遊歩道(幅員3m)を介して渓流がある。
「採点のポイント」・・敷地周辺の環境に配慮するとともに地域に開かれた施設の計画

H15 「保育所のある複合施設」
南側―緑豊かな景観があり、景観は良好である。

H14 屋内プールのあるコミュニティ施設
南側―緑豊かな景観があり、景観は良好である。

H12 世代間の交流ができるコミュニティセンター
南側―緑豊かな景観があり、景観は良好である。

H11 高齢者施設を併設した集合住宅
南側―緑豊かな景観があり、景観は良好である。

敷地周囲に公園や河川・渓流などがあることは多いのですが、
条件がついたとしても、ある部屋から見渡せるということくらい。
主文に書かれている計画の目的そのもの
豊かな自然を満喫することで心身をリフレッシュする場としての大学のセミナーハウスを計画することとは。条件の影の王様ってことなのか<マテ
強いて言えば、自称ウラ指導さんの回し者だという博士が配信してくれた
H8 景勝地に建つ研修所に
南側―遊歩道を挟んで湖がひろがり、景観はもっとも良好である。
主文:北側と南側に広がる良好な景観を、眺望として積極的に取り込んだ計画とする。
所要室:浴室(大)(小)特記事項・湖の景観を楽しむことができること。
とあったのが近い。

オッサンの論考にあったように、まずは「交流」をする場として計画するので
ゾーニングと動線計画の試験なわけなのですが、
同時に心身のリフレッシュの場でもあるかぁ。
ペンギンさんのブログ(http://blog.livedoor.jp/ura410/archives/53073371.html#more)にもあったけれど、簡単すぎるのでちょいと手を加えたということなのだろうか?
スルーというわけにはいかないけれど、ハードルを上げすぎないように気をつけないと。

なんていうのが、まずは、と主文と留意事項を読んだときの印象です。
試験の“入り”はやはり相手のペースで進む感じ。
落ち着かないと“道”を見失いかねない^^;;;

【追記】
ウラ側(8/30)でオッサンがスカウトされたのは、極東地区のマネージャーじゃなかったのか…^^;
勝手にボスだと思ってましたm(_ _)m

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