2014年8月31日日曜日

「開かれたプラットホーム」

先日の報道発表を機になのか、KKのH.P.の「道の駅」案内紹介が少し改訂された気がする。
(以前のは、もうちょっとダサ、オットシツレイシマシタ、覚えてませんが)
こんなこと書いてあったかな?
トップページの写真もナカナカです。
やはり本気モードなのか・・
┗(`o´)┓ウッ┏(`○´)┛ハッ┏(`o´)┓ウッ┗(`O´)┛ホホッ(意味チガ〜ウ…^^;

ゾーニングとかククリとか_2

先日トライしてみたNOBUTAオリジナルの問題ですが、要求室は
となっていて、留意事項が
研修部門、宿泊部門及び共用・管理部門を適切にゾーニングし、明快な動線計画とするとともに、避難等に配慮する。
って・・・本当ですか?
自作課題作成のときに、大事なところを書き飛ばす。ジョークですm(_ _)m

おそらく、「温浴・休憩部門」「物販・地域連携・情報発信部門」「共用・管理部門」と書くつもり(書いてるつもり?)だったんだと思います。
言って見れば、「温浴施設部門」と「道の駅部門」みたいなこと。
H24の「図書館部門」とオマケの小ホール、オットマチガエマシタ「集会部門」みたいな感じなのかもしれない。
この場合は、
「道の駅」の3つの機能を利用するのは利用者ということでは一緒だから、混ぜこぜしてもよい!
ちょっと、ごちゃごちゃしないように室配置や条件に合うように計画する。
温浴施設部門は、部門が違うし利用者ではあるけれど、使う目的が違うので、道の駅部門のひととは、動線をわける。
ということでいけそうです。
ただ、敷地面積や建ぺい率から階別振分けというわけにはいかないので、いずれかの部門を1、2階に分けないと納まりません(通称:ちぎる)
問題作成者の解答案(→http://sea.ap.teacup.com/nobuta/256.html)では、
集会室(100m2)と防災備蓄倉庫(100m2)を2階にしています。
ワタシは、工芸体験室(100m2)と集会室(100m2)とを2階にしましたが。合理的な説明がつけられればいいんだと思います。
考えたのは、
有料の温浴施設と(おそらく)要事前予約だろう集会室や工芸体験は管理上からもククルとよさそうということで2階にまとめて計画、ということ。

問題文の防災備蓄倉庫には特記事項の記載はありませんでしたが、例えばH17過去問では、
 災害用備蓄倉庫:多目的広場から利用しやすい位置に設ける。
         食料、飲料水、生活必需品、医薬品、発電機等を備蓄する。
となっていて、災害時に隣接の公園へ避難した住民に対する支援拠点の場となるような計画を求められいました。
(駐車場へ)避難して来た人たちに対して、水とか発電機とか重たいのに2階から降ろすのは大変そう(停電時想定なのでEVは使用不可です)と考えれば1階の方がいいかもなんですが・・・
備蓄してあるのは毛布や非常用食料等で2階の大広間や集会室を開放するときのことを考えてということだと1階から持って上がるのでは大変です。
物は言いよう、せっかく計画の要点等で具体的に説明する機会が与えられるようになったのですから、ペンギン桜のkatuzoさんのマル秘営業トークをパクって、試験委員を上手く言いくるめられるような対策を取っておくといいのかもしれません。
(勝手なこと書いてますm(_ _)m
・・・もう少し続く。

2014年8月30日土曜日

ゾーニングとかククリとか_1

先日ペンギンさんが
>試験元が「この試験は空間構成の試験である」と公表しています.
と書かれていましたが、これだと若干飛躍がある感じで、
学科の試験が
* 各科目及び総得点の合格基準点すべてに達している者を合格とする。
とされているときの、科目の基準点に相当するのが「空間構成」の基準点みたいなもの。
ミスのない要求図書を完成させても、空間構成が条件を充たしていなければ合格水準とはみなせませんというごく当たり前のことで、「意匠・計画、構造、設備」でやらかしてもいいわけではないと思います。

とはいえ、空間構成を充たせないと足切りで合否判定の土俵にすら上がれないことも確か。
試験元が空間構成といっているのは、
・建築物の配置計画
・ゾーニング・動線計画
・所要室の計画
・建築物の立体構成
です。
中でもゾーニング・動線計画に関しては、問題文の計画に当っての留意事項にもほぼ毎年記載があります。
H25
研修部門、宿泊部門及び共用・管理部門を適切にゾーニングし、明快な動線計画とするとともに、避難等に配慮する。
H24
図書館部門、集会部門及び共用・管理部門を適切にゾーニングし、明快な動線計画とするとともに、避難等に配慮する。
H23
施設利用者部門と管理部門とを適切にゾーニングし,明快な動線計画とするとともに,避難等に配慮する.
H22
公開部門と非公開部門とを適切にゾーニングし,来館者動線,職員動線及び搬入経路が交差しないような計画とする.
H21
この年は、要求室は設置階指定あり。

となっています。
試験というのは課題に答えるものですから、
オレも↑だと思うんだが・・・。ヲッサン
です。
頼りになる過去問の要求室を見てみます。

(ゾーンの色分けは若干微妙なものもありますが)
H25:大学のセミナーハウス
H24:地域図書館
H23:介護老人保健施設
H22:小都市に建つ美術館
H21:貸事務所ビル
基準階型で設置階指定があったり、あっさり階別ゾーニングにできるなら、会得した技を駆使してゾーンをつなぐ内階段を付けたりしないで素直な隗別ゾーニングが一番だと思いますが、今回の課題はちょっと微妙な気もします。

応援真っ只中・・・続く、(えっ、続くの?)

2014年8月28日木曜日

「道の駅」による地方創世拠点の形成

半年ほど前、道の駅の支援策が打ち出されるという新聞記事がありましたが、
http://sato4f-jottings.blogspot.jp/2014/08/blog-post_15.html
今日の報道発表で、
道の駅」による地方創生拠点の形成
~モデル箇所の選定と総合的な支援~

があったようです。
試験問題がもうできているのかどうかわかりませんが、チラ見しておくと、主文に何やら書かれていてもフムフムと読めて、こんなことも関係するんだなどとビックリしないでいいかもしれません。

駐車場

初代塾生ののび太、オットマチガエマシタm(_ _)m、nobutaさんが復帰されたようなので
復帰祝いメモです。(そんな大したことではないのですが・・)

今年の試験課題は先月発表されましたが、

です。
もしこれが、
え”!ジョークです、m(_ _)m
だったりしたら、業界は震撼したのだろうか?

「道の駅」では、メインの施設(王様)は駐車場です。24時間利用可能なトイレが
大臣といったところ。
ただ、「設計製図の試験」の解答用紙サイズはA2用紙1枚です、たぶん・・・本当ですか?
さすがに、
平成26年 一級建築士試験「設計製図の試験」答案用紙1-1 1階平面図兼配置図 縮尺1/200
平成26年 一級建築士試験「設計製図の試験」答案用紙1-2 2階平面図、断面図、梁伏図他
なんてことはないと思いますが、コレだと
NOBUTA オリジナル 設計課題1 温浴施設のある道の駅
の100 m × 50 m の敷地でもすんなり入ります。

駐車場の基本寸法はこんなところ。
http://www.ura410.com/03_seizu/00_koukai_siryou/keikaku/parking.pdf
(コインパーキングとかだとこんなところかもですが)
コインパーキング
とすると、
敷地南側の駐車場及びサービスヤードの空き寸法の15mというのが微妙で、
出題者の意図も読まずに、妄想してます…^^;
 なんていうことも考えられそう。
なので、東入りの通り抜け案にしてみました。

計画の要点等で
建築物のアプローチの計画について、その位置とした理由及び動線計画において工夫したこと。
が記載できるなら、計画意図を伝えられるのかもしれませんが、どういう出題になるかはわからない。
南側の空き寸法がもう少しあるか、その他の施設等で建設用地の敷地を目一杯使わなくてもいい計画ならば、南センター入りがまとめやすくなるとは思います。


【追記】
図書館課題のときの多数派は南入りでしたが、
才気煥発な脚線美の女王こと蓮茶姫さまのように、
なぁ~んだ、「ムサシの場所」のパクリじゃん。
と見抜いて入口にBDSつけたフリープランで決め打ち、みたいにまとめた方も多かったからなのかも。
試験的な考え方かもですが、東入りにして公園側に大きなヴォリューム(図書館部門)というのもラクなまとめ方だったと思います。ワタシは東入り案。
(ただ、塾生の間で流行していた図書館部門1,2階案というのはハードルが上がったんだと思います)

さすがに
は通用しなかったようですが。(ネタにしてスンマセンm(_ _)m

2014年8月26日火曜日

nobutaオリジナル_1

のび太、オットマチガエマシタm(_ _)m、nobutaさんがパワーアップして復帰されたようで、
早速問題作成をされていたのを見てみる。
(問題文に記載がなかったのですが、上を北で想定しています)
要素盛り込み過ぎという感じなんですが・・・

手順通りにApZ。
nobuta委員の思惑は、
敷地図で建設用地の東側の駐車場を広めにして主出入り口を東側に誘導させつつ、 長手をメイン動線とした方がゾーニングしやすい。
ということのようなんですが、どう考えても利用者用駐車場は東側になりそう。
駐車場進入は、大型バスもあるようだし、前面道路からというより東側8m道路からの方がよさげ。
大まかなイメージですが、
配置図
小型車80台(内従業員用18台くらい?)、大型車4台くらいは取れそうです。
とすると、メインエントランスは東面させたい。遊歩道側にサブエントランスもいるということなので必然的に通り抜けのエントランスホールになる。
本当は情報機能を駐車場側にしたいところなんですが、物産販売に条件がついているのでコチラが駐車場側になるのか。
王様スペースであろう南西の景観がいいところにレストラン&屋外テラスが常道かな。
駐車場60台以上となると便所は1コマじゃ小さそう。手引きを遵守だと100㎡くらいが妥当?
あと、防災倉庫は1階の方がいいだろうと思うので工芸体験室(屋外工芸体験スペース)を2階に。
ということで、コマ数を当っただけなんですが。
1階
倉庫は適宜ということなんですが、
販売用スペースが、屋内(150㎡)+屋外(200㎡)&フリースペースとあると
2コマくらいは欲しいのかなという気がする。
設備は地下でもいいようなので(というか、地下1階の建築物の指定なんですが、地階にもっていけるのが設備スペースしかない)2階に温浴と体験室・集会室で納まりそうではあるのですが。

何だかすっきりしないところはありますが、
問題文のつくり方なのか、「道の駅」の3つの機能と部門とが一致していないので、
シンプルな階別ゾーニングというわけにはいかなそうです。

【追記】
サービス用駐車場(1台)は建設用地に入らなくはないのですが、取って付けたようになるのでスルーしました。
注:本試験でやったら欠落になります。

2014年8月24日日曜日

リフトのあるパントリー

ペンギンさんのブログシリーズではないのですが、リフトのある配膳室(パントリー)。
http://blog.livedoor.jp/ura410/archives/53144960.html
2方向リフト、技術の進歩は・・・
試験では、課題文の部門・特記事項によるのですが、
一般的には、ケータリングとかデリバリーだと考えればコレで問題ない感じ。

【追記】
夜間施錠はこんなんもありそうです。

スケール感_コマ

製図試験の定番は7m×7mですが、これってどのくらいなのか?

普段設計をやられている方は問題ないと思いますが、建築に関する実務と言ってもいろいろなのでピンとこない方もいるかもしれません。
ガッコや添削で伝授してもらえるものでもないので、
通い慣れたところでイメージを作ってストックしておくといいかもです。
例えば、
(東京ローカルネタですが)
簡単なレイアウトをして、1mグリッドを書きいれてみるとわかりやすそう。
コンベックスなんかなくても、床の仕上げ材で大まかな寸法は測れます。
一般的な床仕上材サイズ、アウトソールサイズ
オフィスや保育園の保育室とかで1コマがイメージできれば、適宜も大きくハズさないでヨメルようになると思います。

2014年8月22日金曜日

眺望

計画敷地によっては、景色がよいロケーションということも考えられます。

例えば
このような斜面だと、眺望が望めそうです。
地上又は1階の屋上に、展望デッキ等の要求があるかもしれません。
絶景かな、絶景かな。春の眺めは・・・

地上にも眺望の望める屋外テラスがあると、
なおいい?

(*゚Q゚*)
見上げると、ガラス越しに人影・・・
あっ、姫さま(*゚ー゚*)
葛城市マスコットキャラ「蓮花ちゃん」
ガラス張りのところが、温浴施設だったりすると・・・
ケリが飛んできそうです o(゚ロ゚┌--------θノ゚ロ゚)ノ

試験的には条件違反なのかどうかはわかりませんが、
少しは配慮をするといいのかもしれません。

バリアフリー・ユニバーサルデザイン(追記)

先日の記事(http://sato4f-jottings.blogspot.jp/2014/08/blog-post_17.html)に追記です。

ura410(ウラシドウ)物語のブログ画像http://blog.livedoor.jp/ura410/archives/53144899.html
を見ていて、ん?と思って調べてみると
バリアフリーガイドライン(国交省)より転載
ちゃんと配慮されているようです。
・車いすの人の膝が入るよう配慮された奥行きのあるカウンター、
・歩行杖等を立てかけられるくぼみ。
さりげなく紹介してくれているペンギンさんもさすが。

こういうことで減点とかいうことはないと思いますが、工夫したことにはなりそう。
受付カウンターに○を描くのが流行するかも…^^;

2014年8月21日木曜日

温浴施設の隣につくった「道の駅」

構造改革特区の一つに、どぶろく特区というのがありますが、国税庁のH.P.で調べると全国で130ヶ所くらいあるようです。
そのうちの一つに「古今伝授の里やまと 食・文化再生特区」というのがあり
温浴施設のある「道の駅」として、けっこうな賑わいのようです。

特区紹介「地域活性化ニュース(メルマガ)」バックナンバー

http://www.chiiki-info.go.jp/backnumber/local/detail/120120_2.html

コチラ(http://www.gujo-tv.ne.jp/~kuturogi/index.htmの施設は、
最初に整備した温泉施設の隣に来訪者の滞在時感延長と消費単価を上げる目的で物産施設や飲食施設のある「くつろぎ広場」を整備し、あわせて「道の駅」として登録したようです。
さらに朝市が盛況なので最近規模を拡大したのだとか。(運営は同一の第3セクター)

詳しい経緯は「地域活性化ニュース(事例集)」
http://www.soumu.go.jp/main_content/000063260.pdf

施設全体
施設の概要。
最初に整備した「やまと温泉やすらぎ館」
下と方位を合わせています
2年後に隣に整備した「くつろぎ広場」
よくある、駐車場に向けた施設配置ではなく、
藤棚のゲートを通って入る中庭に向けた施設構成になっています。(サービス動線は外周側から)
物産販売「湯多花の市」入口。
中庭に面した回廊の「楽市楽座通り」
中庭側から見ると、
中庭には錦鯉の泳いでいる池や隣から温泉を引いた温浴施設(足湯)があります。
拡張のため新たに整備された「やまと食菜館」(朝市)
その他の写真は公式H.P.のフォトギャラリーで。
→ http://picasaweb.google.com/kokindenju

大和町は盆踊りで有名な八幡町の隣町なのですが(現在は町村合併で同じ郡上市)、東海北陸自動車道のインターチェンジ計画地からはずれたため、開発インターチェンジ(地元負担で建設)の建設費を償還するために第三セクター設立。その事業の一環としての「道の駅」だったようですが、人口7千人の町で収益を上げ(建設費償還(6億)も終了の見通し)雇用の創出(H20年で88人、テナント分共)や地域の活性化(朝市の出荷者200名、平均年齢76才)にも貢献しているようです

【追記】
こういう写真だと、地域の連携(交流)にリアリティがある。
花の交流館(ゆきばたつばき)

「道の駅」になった温浴施設

今年4月に「道の駅」に登録された駅は16駅あるのですが、そのうちの一つ。

津島やすらぎの里は、地域住民の健康増進・交流施設として平成14年に設置された温泉施設だったのですが、地域の情報発信拠点機能を持たせ、駐車場とトイレを24時間利用可能とすることで「道の駅」として登録したようです。

温浴施設のある「道の駅」というより、「道の駅」のある温浴施設という感じ…^^;
元々あった温泉施設に農産物直販所とトイレを増築したようなので、ゾーニングや動線は多少難ありのような気もしますが、
配置図/施設案内図
公式H.P.に温泉施設の動画があるので、浴室の見学が遠慮なくできます。
http://www.yasuragi-egao.jp

地元では人気施設のようで、場所柄お年寄りも多そうです。
工夫というか配慮として手摺や階段はマストアイテムなのかもしれません。


(参考)
(老健ですが)H23_標準解答例

2014年8月20日水曜日

温浴施設はない「道の駅」

ペンギンさんが紹介していた施設の、車いす利用者用駐車場です。
エントランスのFL+100にスロープを設ける計画でも車いすは問題ないと思いますが、
お年寄りとか幼児も利用する施設なので基本は段差をなくす、だと思います。


2014年8月19日火曜日

閑古鳥

「道の駅」の使い勝手を、このほうがええんちゃうかと考えているのは、怒濤の合ママだけではなく、整備している方々も問題意識を持って取り組んでいるようです。

KKが開催している国土技術研究会というものがあるようですが、その開催要綱には、
国土交通省国土技術研究会は、国土交通省所管の住宅・社会資本整備行政に係る技術課題、中長期的に又は緊急的に取り組むべき技術課題等について、本省、地方整備局、北海道開発局、地方航空局、試験研究機関等が連携を図りつつ調査・研究を行い、議論を重ねることにより、国土交通省が所管する住宅・社会資本整備に関する技術の向上と行政への反映を図ることを目的として開催するものである。
と書かれています。
昨年度(H25年度)のプログラム(http://www.mlit.go.jp/chosahokoku/giken/program/index.html)を見ると、
道の駅における「情報提供施設」改善に向けた取り組み
というパネルディスカッションが行われたもよう。
さらっと読んでみると、
国道30号でしばしば「道の駅」利用者による渋滞が発生するほどである。
>しかし、多くの利用者で賑わう物販コーナーなどの「地域振興施設」に比べ、
「情報提供施設」への来訪者は極めて少なく、閑古鳥が鳴いている状態であった。
そこで、Why?と問題意識を持ち
なぜ「情報提供施設」は利用されないのか。岡山国道事務所では、
地元自治体(玉野市)とも連携の上、利用者目線で様々な改善を行うこととした。
という劇的?ビフォーアフター事例が報告されています。
内容は、・・・
情報提供施設は、(中略)入り口から見ても、中に何があるのか分からず、何やら怪しい雰囲気さえする、おおよそ入るには勇気が必要なほどであった
ものを検討・改善したこととかが書かれています。

また、H24年度には、
「道の駅」情報提供施設の新たな取り組み
http://www.mlit.go.jp/chosahokoku/giken/program/kadai/pdf/ippan/ippan2-02.pdf
という研究論文もありました。
道の駅は,休憩機能・地域の連携機能・情報発信機能の3つすべてが役割を果たしてこそ,
道路利用者のための施設として成立する.
しかし現状は,地域振興施設におけるにぎわいのみで,
情報提供施設は閑古鳥が鳴いている状態である.
そこで岐阜国道事務所では,
『どうしたら情報提供施設も活用される道の駅になるだろうか?』という観点から,
改善プロジェクトチームを立ち上げ,
情報提供施設の活気を取り戻すべく問題に立ち向かった.
何やらプロジェクト◯風です。
報告には、
関係者の連携による“ちょっとした見直し”
つまり「当たり前の整理整頓」と「少しの工夫」は,
情報発信機能の改善において十分に効果的であり,
情報施設のプロデュース次第で,
道の駅が“地域のゲートウェイ”としても活用できる施設となることが確認できた.
などと書かれていますが、
何のことはなくて、節電で消灯していたり切れているランプは交換して施設内を明るくするとか、『ご自由においり下さい』と表示して、気軽に入れる施設であることをアピールしたり丸文字でポップを作成したりとかしたようです。

かとおもえば、H16年度に岩手・秋田河川国道事務所が行った、国道46号を利用する皆様の満足向上を目指したプロジェクトがH.P.に紹介されていますが、
6−4.
道の駅「協和(きょうわ)」は、情報提供面で検討・工夫し、
よ り良い情報を利用者の方に継続して発信出来るような試行を盛り込んでいます。
という事例が紹介されています。
http://www.thr.mlit.go.jp/akita/ir02/05_susume/project/touki/
何でも、
情報提供が得やすいように、利用者の視点に立って「動線」に工夫しました。
とのこと。まるで「設計製図の試験」対策みたいです…^^;
イメージはこんな感じ。
課題文によりますが、オーソドックスな動線計画っぽい
施設全体
やはり、親切な情報提供が大切そうです。

2014年8月17日日曜日

バリアフリー・ユニバーサルデザイン

バリアフリー事例のことを以前ちらっと書きましたが、
中国地方整備局が、H.P.(http://www.cgr.mlit.go.jp/universal/index.html)に
既存文献やホームページ、関係者へのヒアリング等から独自に整理した
まとめシートをつくってくれています。
ユニバーサルデザイン実施事例(「道の駅」)


【追記】
ura410(ウラシドウ)物語の事例紹介を見るときにも役立ったりします…^^;
ペ、ペンギンさんの説明がわかりにくいと言ってるわけではないですよ~(滝汗)

【追記の追記】
ura410物語でも紹介されていた、ちろんさんのブログ「一級建築士試験エスキスのコツ」2014年8月3日の記事
http://maeuschen-1kyuseizu.seesaa.net/article/402960951.html
に貼ってあるリンクから、上記施設の図面が入手可能です。(公式H.P.からだとリンクしていません

2014年8月15日金曜日

「道の駅」のApZ

ApZのZは前代表監督ザックのZ、 Aは新監督のアギーレの・・本当ですか?
(pはピ◯ーチのpなのか?と思ったのはナイショです…^^;)
ということではなくて。
ウラの方でも課題が始まったようです。
「道の駅」とはといったことから、少し試験モードにシフト。

「道の駅」の基本計画といったものが、ネットで探すといくつも見つかるのですが、
実際はコンサル会社がつくっているようで内容は似たり寄ったり。マニュアルでもあるのかという感じなのですが、ApZの大枠みたいなのがあったので紹介です。
(→http://www.city.ichikawa.lg.jp/cit02/1111000061.html

1.敷地及び周辺状況
予定敷地は、四方とも接道していますが、西側道路(開通予定の外環道)と南側道路とが交差する南西角が車両用アプローチ。
東側は調整池(通常時は環境学習や憩いの場として活用)を整備中。
歩行者アプローチは北西角になります。

「道の駅」の計画でもまず考えるのは、
駐車場&施設建物をどう配置するかといった全体配置です。(通称:ApZ)

この施設では、
視点1(安心):小型車と大型車の動線が交わらず、動線が短くなる施設配置 
視点2(快適):入口から出口までの動線がスムーズになる施設配置 
視点3(活力):国分川調節池と一体となった施設利用を想定した施設配置 
の視点から施設全体の配置の検討を始めています。
「設計製図の試験」でも留意するよう求められるであろう
明快な動線計画や周辺環境に配慮ということと同じことだと思います。

検討パターンは、
ApZ_01
南北に長い敷地で、歩行者アプローチが北西から、車両が南西からということだと、
北から建物施設、駐車場(一般車)、大型車駐車場というのがセオリーっぽい。
西側の調整池(試験だったら公園?)との兼ね合いから施設建物を東に寄せてというのもフツーの感性という気はします。
ちなみに接道する外環道というのはコレ。
外環道(右の赤点線千葉県側)の途中です)
見ていて景色がよいという感じはなさそうです。
施設建物を北側に配置するので、サービス動線は北からにしています。

次にザック、オットマチガエマシタ施設建物のゾーンをザックリ検討します。
(通称nara式:APZのZはザックリのZです( ̄^ ̄)ゞ)

必要とされる機能(部門・要求室)を、プログラム図に従って検討します。
ウラのエスキース方法でいう、チビコマ、ウツワイメージ・断面イメージといったことに該当しそう。 
この施設では、以下の3つの視点から建物内の配置を検討しています。 
視点1(安心):ユニバーサルデザインを心がけた施設配置
視点2(快適):利用する順番を意識した施設配置
視点3(活力):活力を創出する施設の連携がとりやすい施設配置

こちらは、留意するよう求められるであろう
バリアフリーや適切なゾーニング・明快な動線計画に配慮するとともに避難にも配慮する
と同じようなことだと思います。
ApZ_02
「道の駅」では、配慮する重要ポイントとして、いつもは適切に計画するとしか書かれていないトイレがあります。
それと、道路管理者の設置する休憩・情報コーナーと市町村等の設置する地域振興施設(直売所等)との関係です。
a)では、トイレと休憩コーナーを両端にして、中間に直売所と情報コーナーをゾーニングしています。
b)では、施設建物を大きく二つに分けて、一方の側をトイレと休憩コーナー(隣接)、
もう一方の側を情報コーナーを挟んだ形で直売所と売店等にゾーニングしています。
c)は、a)とb)の折衷案(いいとこ取りorどっちつかず?)で、トイレと休憩コーナーの間に、情報コーナーを挟んだ形の直売所と売店等というゾーニングです。
どれが正解ということはなくて、立ち位置により力点を置くところがわかれるので、そこでの評価になると思います。

といった検討案を組合わせてまとめると、
となります。
これらのうちメリットがありそうなものを、別の視点
災害時利用、
自転車・歩行者の利用、
施設景観
から比較検討しています。
これらの検討から
というウツワイメージが推薦されているようです。

なんですがぁ〜、
(試験的にも実務としても)コレだけが正解ということではないと思います。
施設規模や利用者予測の調査によっては、
情報コーナーと休憩コーナーは、隣接もしくは同じ場所にあった方が便利そう。
家族連れで来て、子どもがトイレ行きたいというときに母親と一緒にトイレへ行って
父親は情報コーナー(兼休憩コーナー)で(道路情報チェックして)待っている
なんていうのはいかにもありそうな光景。
中間に直売所があると、
いつも 思うが
なぜ・・・等々 巡回して 挙句の果て
「また 今度にしよっか??」と 勝手に納得して 何も買わず・・・。
オトーさんは、ぼけーっと待っていることになります^^;;;
などなどいろいろなことが想定できます。

それはさておき、
この試験で求められていることは、「基本的かつ総括的な知識及び技能」です。
パターン出しして、比較検討。
「与えられた内容及び条件を充たす計画」ができるかどうかが最初のステップ。
条件読み飛ばしなのか犠牲系なのかわかりませんが、条件違反でも合格案はあるのですが、
基本的にはやらない方がいいと思います。

その上で、
記載されていないことはどうでもいいというより、
制度が見直されて
要求図面で表せない部分は計画の要点等で具体的に記述する
ことができる試験にり、
その位置とした理由及び工夫したこと
を記述できるのですから、
「思いつき」とか「感性で」とかいう人もいるのかもしれませんが、
そこはオトナの対応で、留意事項を勘案して「安全性」や「利便性」に配慮しておくと
図面と齟齬のない無難な解答案にしやすいと思います。

【追記】
試験的には、先に要点で書くことを決めていて、図面はそれに合わせるという荒技もあるそうですが、相当な力技という感じ。腕に覚えのあるパワー系の人にはいい方法なのかもしれません^^;;;

2014年8月13日水曜日

地域力(オマケ)

JTB総研の行っている自主調査のレポートを見ていたらこんなことが書かれていた。
http://www.tourism.jp/wp/wp-content/uploads/2013/03/research_130312_drive-trip.pdf
パンピーだとこんなもん?

さらに、こんな調査のレポートもありました。
(→http://www.tourism.jp/wp/wp-content/uploads/2014/03/research_140331_japan-guide.pdf

ふーん、そうなのかとしか言いようがないですが。
試験には出ません、たぶん。