2014年8月31日日曜日

ゾーニングとかククリとか_2

先日トライしてみたNOBUTAオリジナルの問題ですが、要求室は
となっていて、留意事項が
研修部門、宿泊部門及び共用・管理部門を適切にゾーニングし、明快な動線計画とするとともに、避難等に配慮する。
って・・・本当ですか?
自作課題作成のときに、大事なところを書き飛ばす。ジョークですm(_ _)m

おそらく、「温浴・休憩部門」「物販・地域連携・情報発信部門」「共用・管理部門」と書くつもり(書いてるつもり?)だったんだと思います。
言って見れば、「温浴施設部門」と「道の駅部門」みたいなこと。
H24の「図書館部門」とオマケの小ホール、オットマチガエマシタ「集会部門」みたいな感じなのかもしれない。
この場合は、
「道の駅」の3つの機能を利用するのは利用者ということでは一緒だから、混ぜこぜしてもよい!
ちょっと、ごちゃごちゃしないように室配置や条件に合うように計画する。
温浴施設部門は、部門が違うし利用者ではあるけれど、使う目的が違うので、道の駅部門のひととは、動線をわける。
ということでいけそうです。
ただ、敷地面積や建ぺい率から階別振分けというわけにはいかないので、いずれかの部門を1、2階に分けないと納まりません(通称:ちぎる)
問題作成者の解答案(→http://sea.ap.teacup.com/nobuta/256.html)では、
集会室(100m2)と防災備蓄倉庫(100m2)を2階にしています。
ワタシは、工芸体験室(100m2)と集会室(100m2)とを2階にしましたが。合理的な説明がつけられればいいんだと思います。
考えたのは、
有料の温浴施設と(おそらく)要事前予約だろう集会室や工芸体験は管理上からもククルとよさそうということで2階にまとめて計画、ということ。

問題文の防災備蓄倉庫には特記事項の記載はありませんでしたが、例えばH17過去問では、
 災害用備蓄倉庫:多目的広場から利用しやすい位置に設ける。
         食料、飲料水、生活必需品、医薬品、発電機等を備蓄する。
となっていて、災害時に隣接の公園へ避難した住民に対する支援拠点の場となるような計画を求められいました。
(駐車場へ)避難して来た人たちに対して、水とか発電機とか重たいのに2階から降ろすのは大変そう(停電時想定なのでEVは使用不可です)と考えれば1階の方がいいかもなんですが・・・
備蓄してあるのは毛布や非常用食料等で2階の大広間や集会室を開放するときのことを考えてということだと1階から持って上がるのでは大変です。
物は言いよう、せっかく計画の要点等で具体的に説明する機会が与えられるようになったのですから、ペンギン桜のkatuzoさんのマル秘営業トークをパクって、試験委員を上手く言いくるめられるような対策を取っておくといいのかもしれません。
(勝手なこと書いてますm(_ _)m
・・・もう少し続く。

2 件のコメント:

  1. satoさん
    分析ありがとうございます!
    ほんとおっしゃるとおりです☆

    実例見て思ったのがまさにsatoさんの言う『「道の駅」の3つの機能を利用するのは利用者ということでは一緒だから、混ぜこぜしてもよい!ちょっと、ごちゃごちゃしないように室配置や条件に合うように計画する。』です。
    国交省は休憩、情報発信、地域連携って謳ってましたが、今の(実際の)道の駅では絶対的に物販(商業系)が表だって、その他はおまけ的でした。







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    1. こんにちは。
      >混ぜこぜしてもよい!
      というのは、とある方(受験生)の引用です。

      ちょっとまだまとまってないんですが、
      3つの機能で、
      『個性豊かなにぎわいの場』
      にしようとするならば、
      厳密に区切るのではなくて、
      適度なククリみたいなのがいい按排というか。
      どういう出題になるのかわかりませんが、
      昨年みたいな
      チャレンジングな解答例とか出てきそうな気がします。
      試験はフツーで合格案のはずですが…^^;

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