2014年11月24日月曜日

ユープラ_01

KK発表では、
今年の学科の試験の実受験者数は、25,395人、合格者数は、4,653人。
昨年の学科の試験の実受験者数は、26,801人、合格者数は、5,103人。
です。
学科の試験合格者全員が設計製図の試験を受ける訳ではないようで、
昨年の設計製図の試験を受験した実受験者数は、9,830人でしたが、
うち製図から4,903人
ということだったので、
9,830 − 4,903 = 4,927人が学科からの受験者数。
つーことは、
5,103 − 4,927 = 176人(3.44%)の方が、何らかの事情で製図試験を受験しなかったのか、できなかったのかのようです。
等ということを考えると・・・

おそらくですがH26年の製図試験の実受験者数は、
学科試験合格者4,653人のうち4,500人くらい
 &
2回目:昨年の学科合格者5,103人のうち製図合格者数は1,720人だったので3,300人くらい。
 &
3回目:データは無いでのですが、昨年の製図からの受験者数が4,903人で合格者数が2,294人だったので、4,903 − 2,294 = 2,609人のうち、○,○○○人?
更に、沖縄県の受験者(100名くらい)を除くと、9千人台前半といったところだと思います。

11/22現在のユープラ参加者数は、未受験・解き直しを除くと116案、受験者数の1%ちょっとが参加しているといったところです。
母集団が少ないので、ユープラ参加案を分析しても統計データとしての信憑性には疑問がありそうですが、
(そもそも全解答案の無作為抽出ではないので、最初からかなりの私意性が入っていそう)
他に方法も無いので、ちょっとだけトレンド分析をしてみます。


通常の課題だと、ApZ(アプローチとゾーニング)でパターンが分かれることが多いのですが、今年の設計課題は「道の駅」。答案用紙の制約から駐車場が決められている敷地内での設計課題だっ たので、アプローチは北入り(駐車場側)で決まりです。多分100%の受験生がそう考えたと思います。
ゾーニングも、1階:休憩・情報部門、2階:温浴部門で決めつけて、別パターンを考えた受験生はいなさそうです。
さらに、試験課題には、地上2階建ての1棟の建築物とする。という条件があるので、面積バランスから、店舗・料飲部門(地域振興施設)を1階、2階に分けて(1階:店舗、2階:料飲)と考える人が多かったようです。
ユープラ116案中には、1階に店舗・料飲部門をまとめた案が12案(10.3%)、2階に店舗・料飲部門をまとめた案は2案(1.7%)ありますが。

ApZに関しては、ほとんどの方が同じように考えたと思われるのですが、要求室の表に
と記載されていた条件に関しては、どのように充たすかでパターンが分かれたようです。

「設計製図の試験」は、与えられた内容及び条件を充たす建築物を計画することが土俵に上がるということだと思いますが、まとめやすいパターンと難しくなりがちなパターンとがあるように思います。
多数派になるようにして、泥仕合を生き残るという戦略もあるとは思いますが、知識及び技能を有しているかどうかあやしいワタシは、ラクにまとまる案で要領よくということを考えるので、合格しやすいパターンがどういうものだったのかを探ってみることにします。

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