2016年10月13日木曜日

H28_「設計製図の試験」_04

丁寧に主文や留意事項を読み、敷地及び周辺環境を把握したら、どのような建築物を計画すればよいのかを見ていきます。

要求室の表は
となっていました。
まず目につくのは、室名表記が左寄せになっていること(H26までは均等配置、両端揃え)
って、そんなことはどーでもういいか^^;;;

部門構成は、お題の括弧書き(保育所、児童館・子育て支援施設)まんまです。ウラ模試と違い、児童館・子育て支援部門が「児童館部門」と「子育て支援施設部門」とに分けられているのではなく、室名として「児童館」と「子育て支援施設」とに括られ、部門内の他の要求室、受付、事務室②と同列となっています。

また、試験元的に、今回の施設では管理部門はないからということか、昨年同様「共用部門」という部門名でした。(昨年と違い、設備スペースは「共用部門」ですが)

大枠として示された構成の建築物にすれば、
 各部門を適切にゾーニングし
という条件は充たせるのだと思います。

その他、大雑把でマイペースなワタシ的に気になった細かなところは、

保育所玄関:・ベビーカー置場を設ける。
となっていますが、子育て支援施設のほうはどうするんやろ・・・その他必要と思われる室(スペース)として、適宜計画か?

エントランスホール・風除室を設ける。
「」付きなのは?
やる人はいないだろうけれど、回転ドアタイプは避けて欲しいということとか??

設備スペース:・空調、給排水設備、電気、消火設備等の「機械室」
        又は「設備スペース」を、屋内又は屋外に計画する。
これは、屋内:「機械室」、屋外:「設備スペース」と使い分けろということ???まさか、設備スペースの面積を床面積に入れるということではないと思いますが・・・

・エレベーター、通用口については適切に計画する。
いつもは設備計画の留意事項に記載されている
エレベーターを適切に設ける。
はココに移動になりましたよ、と。扱いが軽くなった????
通用口は「設ける」とほぼ同義か。

・その他必要と思われる什器等は、適宜計画するものとする。
ナルホド。

【追記】
幼児用便所:・衛生面に配慮する。
と書かれていました。
dokenmanさんことニライさんが、何やら書かれていましたが、難しいことはわからないワタシは
便所サンダル:通称“便サン”
オット
キッズ用便サン
ということなのかな、と。
各室は、素足又は上履きで利用する計画とする。
という設計条件とはいえ、フツーに考えたら乳幼児が床に座ったり寝転んだりとかする施設なので、便所は素足やそのままの上履きでは利用しなさそう。ココでも履き替えしますよ、と、いうことやろなと浅ーく考えました。

2 件のコメント:

  1. sato さん


    衛生面履き替え説が多数ですね。

    毎年、試験元の言葉あそびに自身の日本語力がないと、嘆いています・・・

    話変わりますが、ブログの絵温もりがあっていいですね。

    個人的に好きです。


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    1. こんにちは。
      有名な文章の冒頭や毎年公表される採点のポイントに明記されていますが、
      「設計製図の試験」は「基本的な知識及び技能」を確認するために
      行われます。(有するとゴーカク判定)
      とりあえずフツーの考え方が出来れば“有する”ことになるのかな、と。

      “しゃぶしゃぶ”効果でリラーックスして
      臨めたたのでしょうか(^_-)v
      期待してます。

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